タペストリーとは
ひとくくりに「タペストリー」といっても、上下に樹脂製の棒がついていて壁などにつり下げられた物だけがタペストリーではありません。チームのフラッグや、店舗の外にイベント告知などを吊るした看板のような役割のものなども、タペストリーの一部です。
サインシティでは一般的なタペストリーに使用する製作部材を扱っているほか、製作にも力をいれておりオリジナル品を1枚からつくることも可能です。
このページには、オリジナルのタペストリーを製作するときに便利な用語と特長をまとめてみましたので、お問い合わせの際にご活用いただければ幸いです。
タペストリーはどういうところに使われているの?
屋内用タペストリー
一般的にはアートやタイポグラフィ、また好きなアーティストやキャラクターが印刷してありインテリアの一部として使われることが多いタペストリーですが、販促活動などのアイテムとしても多く使用されています。
樹脂製の上下バーに紐を通して、吸盤などでウインドウに貼りつけてあるのをよく見かけます。
またイベントなどの際に店舗の天井から「SALE」や「~%OFF」などと書かれた幕を吊るして使用しているものも多いですね。
あれも屋内用タペストリーの一種です。
屋外用タペストリー
屋外用タペストリーの代表的なものは、店舗の入り口や店舗の壁面に見られる、店のロゴなどが印刷されたテント生地のものが一定間隔で下がっているアレです。
特にカフェやイタリアンレストランなどヨーロッパ色が強い飲食店などと相性がよく、国旗や紋章が入ったフラッグ状のテント生地(ターポリン)が多用されています。
普通の看板を設置するより雰囲気がでるため、この用途で屋外用タペストリー(フラッグ)の製作を希望される方は非常に多いです。
タペストリーにはどういう生地が使われているの?
トロピカル(ポリエステル)
トロピカルは薄手のポリエステル製の生地でとても軽く、持ち運びやすさという点でも優れた素材です。
薄いため強度はあまり強くなく、用途としては室内の壁掛け用として使われることが多いです。
価格も安価なので、枚数が多いものなどによく使用されている素材です。
トロマット(ポリエステル)
先ほどのトロピカルと同様ポリエステル製の生地ですが、トロマットの方が生地が厚く強度もあるため、大きめのタペストリーなどに使用されています。
生地が厚い分、トロピカルと比べると裏抜けがしにくいですが、しわも入りにくいため持ち運びをされるような物にはトロマットをおすすめします。
ターポリン(軟質塩化ビニール)
上記2点では難しい屋外での使用に適しています。
イメージ的には厚めのビニールといった感じでしょうか。厚みもありポリエステル生地と違い重さも出てくるため、あくまで常設用としてお考えください。
フラッグやタペストリー用途よりも、横断幕、懸垂幕で使用されることの方が多い生地です。
屋外の使用に適しているとはいえ、風などの影響を受けると生地がやぶれてしまうこともございますので、強風時には必ず屋内へお入れください。
タペストリーの印刷方法はどのようなものがあるの?特長は?
昇華転写
コンビニののぼり生地など、グラフィックが入った生地の印刷に多く使用されている印刷方法です。
転写紙とよばれる専用紙に反転した画像を印刷し、ポリエステル生地と合わせて専用の機械で熱と圧力をかけることにより、気化したインクがポリエステル生地の分子構造に入り込み染色するプリント方法です。
最近では転写紙を使用しないダイレクトプリントも一般的になりつつあります。
鮮やかな発色が特長です。
枚数が多い場合はトロピカル、トロマットで昇華転写プリントという場合が多いです。
インクジェットプリント(溶剤)
ターポリン、一部ポリエステル生地にはインクジェットプリントが用いられます。
しっかりとした発色が特長です。版を使用しないでもプリントできるため1枚からのオリジナル品も安価に製作することができます。そのため小ロット時にはインクジェットプリントという場合が多いです。
タペストリーに施してある加工はどう呼ぶの?
棒袋
タペストリーの上下もしくは左右にパイプを通す穴を袋縫いする加工方法です。
店内などに飾る場合は、上下棒袋仕立てでお出しすることが多いです。
棒袋加工の場合は、袋の中に塩ビパイプとよばれる樹脂製のパイプをいれて使用することが多いです。
アルミ製のタペストリーバーなどを使用し高級感を出したい場合は、棒袋加工は行わず、タペストリーバーの付属部品に巻き付け加工をしアルミのバーにスライドさせるように入れて、アルミバーが外から見えるように加工する場合が多いです。
ハトメ
生地の各所に穴を開けフチを金属の輪で補強するターポリンなどで用いられる加工方法です。
ハトメ加工部分にロープなど通して固定します。大きさなどにより穴の数を増やして固定箇所を増やします。
ヒートカット
ポリエステル生地をカットする際に熱で生地の切断面を溶かしながらカットする方法です。
カット後に、カットしたところからのほつれが起こりません。
防炎加工
印刷したクロス生地への後加工、また防炎ターポリンへの印刷加工で防炎加工品としてお出しすることができます。
モールや百貨店などでの装飾時にはクロス、ターポリン生地の防炎加工は消防法の関係で必須となります。
価格も若干高くなることから、皆様使用箇所によって使い分けをされております。
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